【徹底レビュー】Mt.SUMI(マウントスミ)「マイクロ2」の実力は?ソロキャンプでの使用感とメリット・デメリット

mt.sumi micro2 キャンプギア

冬キャンプの醍醐味といえば、やっぱり薪ストーブですよね。

テントの中で揺らめく炎を眺めながら、暖を取る時間は何にも代えがたいロマンがあります。しかし、ソロキャンプにおいて薪ストーブの導入は、ハードルが高いのも事実。

  • 「設営や撤収が面倒くさそう…」
  • 「薪ストーブは高くて手が出ない…」
  • 「大きくて重いストーブは扱いきれない…」

そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介するMt.SUMI(マウントスミ)の「Woodstove MICRO 2(ウッドストーブ マイクロ 2)」です。

ガラス窓付きで二次燃焼もしっかりしたモデルでありながら、お財布に優しい価格設定。

実際に使ってみてわかったリアルな使用感と、購入前に絶対に知っておくべき「薪のサイズ問題」について、包み隠さずレビューしていきます。


Mt.SUMI「マイクロ 2」とは?設営不要のコンパクトさ

まずは、このストーブの最大の特徴であるサイズ感と形状について見ていきましょう。

  • 重量:約6.7kg(本体のみ)
  • 外寸 (脚展開・煙突含まず): 幅41.5 × 奥行22.5 × 高さ38.5cm
  • 収納サイズ:幅29.5 × 奥行22.5 × 高さ21.5cm
  • 使用時最大の高さ (煙突 + 本体) :1.6m
  • 投入可能な薪サイズ:23cm以下
  • 形状:折り畳めない「箱型」

「えっ、折り畳めないの?」と思うかもしれませんが、実はここが大きなメリットです。

組み立て式のストーブは、毎回の設営でパーツを組み合わせる手間がありますが、マイクロ2は「脚を開いて煙突を挿すだけ」。設営にかかる時間はわずか数分です。

また、底面積はA4用紙とほぼ同じサイズ。

非常にコンパクトなので、ソロ用テントの限られたスペースでも邪魔にならず、レイアウトの自由度が高いのが魅力です。

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冬だけじゃない!「薪ストーブ・焚き火台・グリル」の3way仕様

このマイクロ2を選んだ最大の決め手がここにあります。

通常の薪ストーブは冬が終われば倉庫行きですが、このマイクロ2はオールシーズン一軍で活躍できるんです。

天板(上の蓋部分)をガバっと外すことができる構造になっており、以下の3つの使い方が可能です。

  1. 薪ストーブモード(冬): 煙突をつけて、テント内でぬくぬくと暖を取る。
  2. 焚き火台モード(春・秋): 天板を外せば、無骨な箱型の二次燃焼焚き火台に早変わり。風防効果も高く、直火感覚で焚き火が楽しめます。
  3. グリルモード(夏〜): 天板を外して炭を入れ、上に焼き網を乗せればBBQグリルとしても使用可能。炭火での調理も楽しめます。

「冬はストーブ、夏は焚き火台」として使い回せるので、わざわざ別の焚き火台を持っていく必要がなくなり、荷物の削減にも繋がります。


【コスパ最強】なぜこの価格でこの機能?

私がこのストーブを選んだ大きな理由の一つ、それは「価格と性能のバランス(コスパ)」が良すぎるからです。

通常、以下の条件を満たす薪ストーブを買おうとすると、4万円〜5万円以上することも珍しくありません。

  • 国内メーカーのサポートがある
  • 炎がきれいに見える「ガラス窓」付き
  • 煙が少ない「二次燃焼」機能付き

しかし、Mt.SUMIのマイクロ2は、これらの機能を全て備えつつ、比較的手の届きやすい価格帯(2万円台〜)に抑えられています。

「安かろう悪かろう」ではなく、作りもしっかりしており、「初めての薪ストーブ」としてこれ以上ない選択肢だと言えます。

旧モデルから何が変わった?「2」の進化ポイント

「マイクロ」という旧モデルから「2」になり、何が進化したのか?

実際に使って感じた大きな改良点は以下の3つです。

  1. ガラス窓が大きくクリアに:前面のガラス窓が広がり、炎がよりダイナミックに見えるようになりました。
  2. 可動式バッフル+ダンパー付き煙突の搭載:煙突への熱の抜けや炎の強弱を調整でき、着火しやすく、燃焼効率もアップしました。

可動式バッフルのおかげで初心者でも火付けがしやすくなりました。

火付け時や薪を再燃焼させたい時は、可動式バッフルを横に引き出して煙突への空気の通り道を作り、燃焼が安定したら可動式バッフルを閉じて二次燃焼を促すといった使い方ができます。


【重要】購入前に知っておくべき「薪のサイズ問題」

このストーブを買って後悔しないために、絶対に知っておくべき注意点をお伝えします。

それは、「市販の一般的な薪(30cm〜40cm)はそのまま入らない」ということです。

公式サイトによると、投入可能な薪のサイズは「23cm以下」。 ここに対する対策は、大きく分けて2つあります。

対策1:短い薪(ソロ用サイズ)を買う【効率重視】

もし、行きつけのアウトドアショップや通販、一部のホームセンターで「20cm前後の薪」が売っているなら、それを買うのが一番効率的で楽です。

ただし、一般的な30〜40cmの薪に比べて割高だったり、普通のホームセンターでは売っていないことも多いため、入手ルートの確保が必要です。

カインズコメリで切らずに投入できる23cmの薪が販売されていました。

対策2:自分でカットする【コスパ重視】

「近所のホームセンターには普通の薪しか売ってない…」 そんな時でも大丈夫。ノコギリで半分に切れば良いだけです。

「正直、めんどくさいのでは?」と思うかもしれませんが、実際にやってみると、小型のノコギリで一晩分の薪をカットする作業は15分〜20分程度。 意外と無心になれて、キャンプの儀式みたいで楽しいものです。

どちらのスタイルで行くにせよ、「現地で長い薪しか手に入らなかった」という緊急事態に備えて、よく切れるノコギリを一本持っておくのが、マイクロ2ユーザーの鉄則です。

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ソロキャンプでの暖房性能と使い勝手

1. 暖かさは十分?

ソロ用テント(パップテントやワンポールテント)であれば、十分すぎるほど暖かいです。

本体が小さい分、熱が回るのも早く、点火してすぐに周囲がポカポカになります。

2. 炎の癒やし効果がすごい

部屋を暗くして、ガラス窓から見える炎を眺める時間は至福です。

二次燃焼機能がついているため、煙も少なく、ゆらゆらと美しい炎が楽しめます。このコンパクトさで、ここまできれいな炎が見られる機種は他にないと言っても過言ではありません。

3. 天板で料理はできる?

天板スペースは限られますが、ケトルやシェラカップでお湯を沸かすことは十分可能です。

火力が一点に集中しやすいので、お湯はすぐに沸きます。「お湯を沸かしてコーヒーを飲む」「缶詰を温める」といった、ちょっとした調理には最適です。

また、小さめのスキレットを使用した調理なら問題なくできました。肉を焼いたり、アヒージョを作ったりと本格的な調理にも活用できます。

肉を焼く様子
グラタン1
グラタン2

初心者が揃えておくべき安全対策グッズ

薪ストーブデビューをする方に、これだけは絶対に揃えてほしいアイテムがあります。

1. 一酸化炭素チェッカー

テント内で火を使う場合、命に関わる必須アイテムです。安価なものでも良いので必ず設置しましょう。

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2. 防炎シート(焚き火シート)

マイクロ2は脚が短めなので、地面への熱ダメージが気になります。地面(芝生)を守るためにも、ストーブの下にはなるべくシートを敷きましょう。


まとめ:Mt.SUMI「マイクロ2」はこんな人におすすめ!

実際に使ってみて感じた、Mt.SUMI「マイクロ2」のメリット・デメリットをまとめます。

【メリット】

  • 設営が爆速(脚を開くだけ、組み立て不要)
  • 頑丈な箱型で、炉内に煙突などの小物を収納できる
  • ガラス窓から見える炎が美しく、曇りにくい
  • ソロテントなら十分な暖房性能

【デメリット】

  • 一般的な35cmほどの薪の場合、カット(ノコギリ作業)が必須
  • 炉が小さいので、こまめな薪の投入が必要
  • 鉄製のため、錆びやすくメンテナンスが必要

結論として、以下のような方には「最高の相棒」になります。

  • 予算を抑えつつ、本格的なガラス窓付きストーブが欲しい人
  • 複雑な組み立ては苦手、とにかく準備を楽にしたい人
  • 小さなテントでも圧迫感のないストーブを探している人
  • 薪を自分好みのサイズに育てる時間を愛せる人

「不便を楽しむ」というキャンプの本質を、コンパクトなボディで体験させてくれるMt.SUMI マイクロ2。

この冬、あなたもこの小さなストーブと一緒に、心温まるキャンプ時間を過ごしてみませんか?

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